今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


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日本酒は嗜好品なので基本的には好きな飲み方でお楽しみください。
しかし、日本酒の本来の味わいや楽しみ方を考えた時、純米酒をぬる燗で楽しむのが一番と思います。当社ではさまざまなお料理と一緒に楽しめるお酒を作っています。

おすすめの飲み方・・・ぬる燗40度前後
日本酒の燗では細かな温度表現が使用されていますが飲用温度はあくまでも目安です。
基本燗酒には「温かい料理」がよく合います。
●鍋物(湯豆腐など)
●煮物(ブリ大根、いわし煮付など)
●焼物(サンマ、ししゃもなど)
●蒸物(茶碗蒸し、土瓶蒸しなど)
また燗酒は生臭さを抑える働きもあるので「 魚料理」にもよく合います。
●刺身(まぐろ、白身、貝など)
●魚卵(ウニ、イクラなど)
●煮魚(鯛のアラ、いわし煮付など)
●珍味(塩辛、酒盗、このわたなど)
他にもいわゆる乾き物よりは「汁けの多いもの」がよく合いサラダよりも「お浸し」のような「野菜料理」もよく合います。

ご家庭でのお燗の方法・・・湯煎
湯煎はお酒本来のおいしさを味わっていただくことができます。
徳利に移し替えることで間接的にお酒を温めるため酒質が保たれます。
徳利も暖まるためお酒が冷めにくい。洗浄等の手間、お酒のロスが少ないです。
※電子レンジでは香りがなくなるのでご注意ください。


●燗酒の歴史
日本酒は古くから燗が行われてきました。燗という飲み方は世界的に珍しい行為ですが、醸造酒を燗にするのは焼酎のような蒸留酒に比べると珍しい行為ではなく中国の黄酒を飲む際などにも古くから行われてきた行為のようです。
江戸末期の俳人雀庵は『さえづり草』で「酒を温めるをカンと云。カンとは熱からず冷たからぬ間をいへるにて間也」と記しているようです。また暑い時期にはあまり好まれずに寒い時期に多く行われる傾向にありますが真夏でも燗酒を好む人や真冬でも冷やを好む人もいます。


●燗に向く日本酒の種類
日本酒の中でも吟醸酒(純米大吟醸,純米吟醸,吟醸)など高価な酒については原則的に燗をつけず冷やして(常温の「冷や」よりも低い温度で)提供されることは多いです。
これは燗をつけると造りの良し悪しが露呈してしまい、純米、アル添を問わず良くも悪くもハッキリと好き嫌いがわかれてしまうためです。
そもそも冷蔵庫や氷をつかって冷やすことは日本酒の伝統からは外れており吟醸酒だからといって燗はタブーではなく季節(気温)により体調により肴により冷や(常温)やぬる燗、熱燗などの好みの温度で飲めばよいのです。

※用語・・・日本酒には独特な言い回しがあります。特に燗に関連する用語を紹介します。
「燗映え(かんばえ)する」 燗をつけることで味が格段に良くなる日本酒の事。
「燗上がり(かんあがり)する」 燗をつけた事で味が引き出された状態。
「味が開く」 燗をつけたことで冷たかった時には十分に感じられなかった味が表に出た状態。
「香りが開く」 燗をつけたことで冷たかった時には十分に感じられなかった香りが表に出た状態。
「燗冷まし(かんざまし)になる」 燗をつけた日本酒が冷えてしまった状態。




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